遺産相続したトラックの買取

トラックを業者に買取してもらう際には相応の書類一式が必要になります。委任状や譲渡証明書の他に自動車損害賠償責任の保険証明書。印鑑登録証明書に車検証に自動車納税証明書などを提示することが求められます。車を運転していればいくつかは普段から取り扱うものですが、委任状や譲渡証明書など日常ではあまり関わらない書類が必須となるために少し面倒に感じる人も少なくはないでしょう。

ですが、ここまでは通常の手続きとなるため、特に難しい点は発生しません。それまで自分が乗っていたトラックの場合なら、各種の証明書がどこにあるかも大体は掴めているものですし、業者側があらかじめそれらの提示を求めてくるので悩む余地は存在しません。しかし買取を依頼しているトラックが自分のものでなかったらどうでしょう。遺産相続により、自分の親などが所有していたものだった場合は勝手が違ってきます。

この際には通常の買取とは異なる書類が必要となるので注意が必要です。まずここで必要とされるのは、亡くなった元の所有者の原戸籍、それと遺産分割協議書を持って行かなければなりません。それによって、売ろうと思っているトラックの持ち主が本当に亡くなっていて、自分がちゃんと相続して権利者になっていることを証明することが求められます。その上で相続することになった自分自身の印鑑証明や委任状、譲渡証を提示します。

最後に、亡くなった方の全部証明書というものを役所で発行してもらえば通常の買取と同じように手続きをすることが可能になります。

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